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研究者に適齢期はないと思います、と書きましたが、研究がいくら好きでも、永遠には続けられないですよね。つまり、私達には寿命というものがあるので、研究ができる期間は有限というわけです。身近な人が亡くなったりすると、その時は、自分が持っている時間が有限であることを認識します。ですが、しばらくすると有限であることを忘れて行動していますよね。それが人間なのでしょうね。今日が最後の日でも自分は同じことをするだろうか、とスティーブ・ジョブズは自問したと言われていますが、この問いを習慣づけるのは難しいと感じます。
2018年6月9日に東海道新幹線の車内で殺人事件が発生しましたが、ポンさんは事件が起こった車両の隣の車両に乗っていました。突然、血まみれの女性がポンさんの乗っていた車両に逃げこんできました。何が起こったか理解できず、品川駅から犯人が逮捕された三島駅までの乗車は生きた心地がしませんでした。このような目に遭うと、自分が好きなことをやって生きないとな、と思います。でも、気がつけば、意味があるのか無いのかわからないような仕事を引き受けていたりするのですよね。人のサガですかね。