コロナ禍での働き方

コロナ禍で研究者の働き方は変わったのかというと、変わった方が多いのではないかと思う。実験を主に行う研究者の場合、職場の実験装置を使う必要があるため、働き方はさほど変わっていないかもしれません。一方で、ポンさんのようにデータ分析やコンピュータシミュレーションを主に行う研究者の場合、在宅で仕事をする方がかなり増えたと思う。在宅で仕事をするようになり、家族と過ごす時間が増えたことを喜んでいる声を、数人の若い研究者から聞きました。また、時間で拘束されなくなったため、昼間の時間を健康増進に活用できて健康になった、という声も聞きます。いずれにせよ、生活を楽しめる方向に働き方は変わったとポンさんは思っています。平日の昼間の風景を、リラックスした気分で見れるようなことは、今までは無かったですね。アフターコロナでも、充実した人生が送れるような働き方が続けられる社会であれば良いのですが。